常に住みたい街ランキング上位に君臨する吉祥寺、新旧入り乱れたお店の激戦区でもあります。
そんな激戦の地で、休日のランチは予約しないと入れないほどの人気店があります。
1967年創業、今年で40年になる大鵬本店。老若男女、あらゆる世代が訪れてはリピートするという、老舗の名店。このお値段でこのボリューム!?!と驚きの品々をいただいてき参りました。
これが名物!はみだし穴子重は本当にはみだしまくり!
メニューに書かれている「はみだし」、あえて書くとはどれだけの大きさなのでしょう?
出てきた穴子重は、その言葉通りでした。決してお重が小さいわけではありません。
穴子が大きいのです。並べてみた漬物の大きさと比べてみれば、大きさは一目瞭然。
箸で持ち上げようとしたら、身が柔らかいためか、穴子が真っ二つ。
湯気とともに、衣の中から穴子の白身が見えてきました。衣のサクサク感が、穴子の身の柔らかさを引き立ててくれます。しかも大きな穴子は2つものっています。
はみだし穴子重には、野菜の煮物、茶わん蒸し、漬物、赤だし汁が付いています。
野菜の煮物には、たけのこ、こんにゃく、にんじん、サヤエンドウ、鶏だんご、高野豆腐。これだけでご飯が進みそう。
茶わん蒸しには、まいたけ、鶏肉、小エビ、三つ葉。和食の奥深さを感じます。
なめこ、豆腐、わかめが入っている赤だし汁。
充実したサイドメニューが付いた宮城産の穴子重はなんと、1,080円。このボリュームでこの値段は驚くという他ありません。
食後にはコーヒーとデザートが付いてきます。至れり尽くせりですね。
大ぶりすぎる牡蠣にかぶりつけ!カキフライ定食
大きいのは穴子重だけではありませんでした。今回の記事で一番伝えたいことがあります。カキフライが大きい!
他店で食べるカキフライの2倍の大きさ!その大きなカキフライが5個も盛られてくるので、お腹を空かせて来ることをオススメします。
カキフライの断面写真をご覧ください。中身の重厚さをお分かりいただけますでしょうか。もちろん、衣の大きさではなく、カキの大きさです!岩手にある大船渡港直送のカキだそう。
穴子重と同じく、茶わん蒸しなどのサイドメニューも同じようについてきて、1,080円。もう毎週のように通いたいです。
老舗旅館もびっくりの種類豊富な刺身膳が1,060円!
ランチメニューでは美味しそうなメニューがたくさんあります。今回、刺身膳をいただきました。
海老、サーモン、帆立、タコ、しめ鯖、マグロと実に種類豊富。
美味しい刺身にご飯も進みます。お米は茨城産。ランチではお代わりも一杯までできるそう。カキフライの時でもお代わり必須ですね、これは。
吉祥寺で新鮮なお魚を食べたい方にオススメな刺身膳です。
大鵬は吉祥寺駅から徒歩3分
吉祥寺駅北口を出て左、パルコを目指します。大鵬はパルコに隣接しています。駅から徒歩3分ほどです。お隣は食料品店なので、待ち合わせで退屈することはないでしょう。
看板があるのですぐに場所は分かりますが、店内は長い通路を歩いた奥にあります。
中に入れば、歴史を感じる店内。暖色系の照明がより懐かしい気持ちにさせてくれます。
今回、3つのランチメニュー、どれも満足でした。これまでいろんなお店を訪れましたが、穴子、カキフライの大きさにはとにかく驚きでした。
ぜひその大きさに驚き、そして堪能してきてみてはいかがでしょうか。
紹介したお店
大鵬本店
TEL:0422-22-6714
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者プロフィール
小西隆博
ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー
フォトグラファー・ビデオグラファー。写真、映像、文章を通して、心に元気を届ける作品作りを目指してます。
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)