こんにちは!料理研究家の河瀬璃菜です。
突然ですが幼い頃に味噌汁をごはんにぶっかけた「ねこまんま」なるものを食べていませんでしたか?ちなみに私はコーンポタージュをごはんにぶっかけたタイプが大好きだったのですが、人前では行儀が悪いかな・・・と思い大人になり卒業をしていました。
しかし、人目なんて気にしていたら本当に美味しいものにはありつけないのではないのかと思う今日この頃なわけで・・・そこで!今回は行儀が悪いことしても怒られなくなった大人の特権な「ぶっかけ飯」レシピをご紹介いたします!
温玉と納豆天かすの味噌汁系ねこまんま
材料
- ごはん・・・1膳
- 納豆・・・1パック
- 天かす・・・20g
- 温泉卵・・・1個
- 味噌汁・・・適量
- 万能ネギ(小口切り)・・・適量
作り方
- 丼にごはんを盛り、納豆を乗せたら真ん中にくぼみを作り温泉卵をのせ、万能ネギ、天かすを散らす。
- 1.に味噌汁をかける。
定番の味噌汁系ねこまんまに、贅沢にもとろ〜り温玉をON! !味噌汁に溶かしながら食べるとコクうまで最高です!そこに納豆のネバネバ感、天かすのカリッと感が変化をつけてくれ気づいたらぺろりと食べてしまう危険な一品です。濃いめに作ったお味噌汁が合いますよ!煮詰まってしまった味噌汁でレッツトライ!
鮭のちゃんちゃんまんま
材料
- ごはん・・・1膳
- 鮭フレーク・・・大さじ2
- 味噌・・・小さじ1
- キャベツ(千切り)・・・20g
- スライスチーズ・・・1枚
- 牛乳・・・120cc
- かつお節・・・適量
作り方
- 丼にごはんを盛り、かつおぶし以外のをすべて盛ったら牛乳をかけ600Wの電子レンジで3分加熱し、かつお節をのせる。
こちらはミルク系の濃厚ねこまんま。「えっ!牛乳?」と思われるかもしれませんが、リゾットのようなものだと考えてもらえば良いかと思います。鮭フレークの塩味に味噌の旨味、チーズのコクが絶妙なバランスを生み出しています。よーく混ぜて召し上がれ。
ザーサイキムチのとろろねこまんま
材料
- ごはん・・・1膳
- とろろ・・・80g
- ザーサイ(粗みじん切り)・・・10g
- キムチ・・・20g
- 刻み海苔・・・適量
- 醤油・・・小さじ1
- ごま油・・・小さじ1/2
作り方
- 丼にごはんを盛り、とろろと醤油を混ぜ合わせてかけたら、ザーサイ、キムチをのせ、ごま油をまわしかけて刻み海苔を飾る。
冷蔵庫にあるものをなんでもぶっかけれるのもねこまんまの醍醐味。とろろにザーサイにキムチのスタミナ系な一品。ピリッとしたキムチにコリコリ食感のザーサイが後を引きます。ごま油をたら〜り垂らして香りをプラスするとさらに美味しくいただくことができますよ。
魅惑の大人のねこまんま。冷蔵庫に余ったものぶっかけてさらさら〜っと食べましょう!
どれも5分ほど時間があればできるので、忙しく帰ってきた日の夜食に、朝の時間がないときに手助けをしてくれるねこまんまは現代人の強い味方なのかもしれませんね。
今回のレシピ以外にもねこまんまは無限です!ぜひオリジナルのねこまんまも楽しんでみてくださいね!
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」
Blog:河瀬璃菜 公式ブログ Powered by LINE
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Twitter:https://twitter.com/linasuke0508