暑い季節が旬のトマト!どう味わっていますか?生のままならみずみずしくてジューシー、焼けば甘みが出るなど、様々な料理に使えますよね。
今回は、そんなトマトをどーん!と”丸ごと”使ったレシピをご紹介します。丸ごと使えば、トマトの味をしっかりと楽しめて料理のおいしさもUP!
見た目のインパクト大で簡単・おいしいトマトレシピを試してみてはいかがでしょう。それでは、レシピをご紹介します。
1. 丸ごとトマトの豚巻きステーキ
材料:1人分
- トマト・・・1個
- 豚ロース薄切り肉・・・4枚
- スライスチーズ・・・1枚
- 醤油・・・小さじ1
- 黒こしょう・・・適量
作り方
- トマトはヘタを取り除く。豚ロース薄切り肉に醤油をもみ込む。
- トマトに豚ロース薄切り肉を巻きつける。
- 1000Wのオーブントースターで10分焼き、スライスチーズをのせて余熱で溶かし、黒こしょうをふる。
- (途中、豚ロース薄切り肉が焦げるようであれば、アルミホイルをかぶせる)
ジューシーでボリューミー! 豚肉のじゅわっと広がる脂と、加熱して甘さが増したトマトがマッチしています。ここにとろ〜りチーズが加わることで濃厚さとさっぱり感が絶妙なバランスに。豚肉は醤油で下味をつけることで異なるうま味が合わさり、おいしさがUPしていますよ。お好みでオリーブオイルをたらりと垂らして食べると、香りが加わって味わい豊かになります。
2. 丸ごとトマトそうめん
材料:1人分
- トマト・・・1個
- 青ねぎ・・・適量
- そうめん・・・1束(50g)
- A 水・・・120ml
- A めんつゆ(3倍濃縮)・・・50ml
- A ごま油・・・大さじ1/2
- A 酢・・・大さじ1
- かつお節・・・1g
作り方
- トマトはヘタを取り除き、十字に切り込みを入れる。青ねぎは小口切りする。Aを混ぜ合わせる。
- そうめんを表示時間通り茹で、茹で時間の1分前になったらトマトを加える。冷水にとって水気を切り、トマトは皮をむく。
- 器にそうめん、トマトを盛ってAをかけ、かつお節、青ねぎを散らす。
トマトをザクザクっと一口サイズに崩したら、かけつゆと一緒に麺によーく絡めて召し上がれ!食欲がないときでも食べやすい、さっぱりとした一品です。ごま油を混ぜためんつゆの香りがふわっと広がり食欲をそそりますよ。さっぱりとしながらも、トマトやかつお節のうま味が詰まっているから、物足りなさを感じません。
3. 丸ごとトマトおでん
材料:1人分
- トマト・・・1個
- ちくわ・・・1本
- はんぺん・・・1/2枚
- 茹で卵・・・1個
- 結びこんにゃく(下ゆで済み)・・・2個
- A 水・・・500ml
- A めんつゆ(3倍濃縮)・・・大さじ2
- 練りからし・・・適量
作り方
- トマトはヘタを取り除く。ちくわは斜め半分に切る。はんぺんは横半分に切る。
- 鍋にA、ちくわ、はんぺん、茹で卵、結びこんにゃくを入れて強火にかけ、ふつふつとしてきた中火で5分煮る。
- トマトを加えてさらに10分煮たらトマトの皮をむいてから戻し入れる。お好みでからしをつけて食べる。(煮たあとに水が少なくなった場合は、煮汁を飲んだときにお好みの味になるまで水を加え、火にかけて温めてください。)
トマトを丸ごと入れたおでんは、清涼感が加わり、まさに暑い季節向けのおでんです!ほのかな酸味が加わってさっぱりと食べられますよ。ちくわやはんぺんとトマトがもつ美味しさが合わさることで、短い煮込み時間でも味わい深く仕上がります。
いかがでしたか?トマトを丸ごと使った料理をご紹介しました。
トマトのおいしさがぎゅっと詰まった料理は病みつきになること間違いなしですよ!まだまだ暑さが続きます。ぜひお楽しみくださいね。
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
株式会社フードクリエイティブファクトリー代表。千葉県出身。減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPRをするなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。 著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
ブログ:http://lineblog.me/igarashiyukari/
HP:http://foodcreativefactory.com/