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【保存版】全種類を徹底的に食べ比べ!プロントの定番パスタで“最強の打線”を組んでみた

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こんにちは。非常勤ライターのひにしあい(@sunwest)です。

職業柄、割とカフェなどに行きがちなのですが、ここで突然ですが質問です。

 

「会社や家の近所にプロントってありますか?」

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調べたら2017年の時点で327店舗あるので、プロント結構ある。

 

そんなプロントを利用する最も多くの理由は小休憩や打ち合わせ、作業を目的とした「カフェ利用」と思う。

 

だけど、以前から気になっていることが私にはありました。

 

それは、

プロントにやたらある「パスタメニュー」の存在。

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定番メニューだけで8種類+季節限定3種類で合計11種類のラインナップ。

もはや「パスタ屋なんじゃないのか?」と疑うレベルの充実ぶり。

 

にも関わらず、プロントのパスタって意外と食べる機会がなくないですか?

 

そんな「プロントのパスタ何食べていいかわからない問題」を解決するため、毎日せっせとプロントに通って定番メニューを全部食べ比べてきました。

 

安心していい。これでもう、プロントのパスタを迷わずに選ぶことができる!

 

それでは、さっそく食べ比べた結果を野球の打線と守備位置で紹介していこう。

いきなり野球で説明し出すのはなぜか。15年以上前の元彼が甲子園常連校の野球部で基礎知識程度はあるから。それだけである。

1番センター:ナスとベーコンのトマトソース(690円)

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やはり出塁率が問われる1番バッターには定番中の定番のこれがおすすめ。

一口目のトマトソースの酸味がしっかりと残る、想像通りの味。

 

守備範囲も広いのでセンターを任せたい。

 

この味付けにハズレなし!間違いが絶対にない味。飽きがきたらタバスコで味をチェンジすればどんどんいけるのも頼もしい。

 

「無難でもいい。今日は絶対外したくない」。そんな日にはこれだ。

 

2番ショート:豚肉と辛子高菜の和風(590円)

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2番にはバントや進塁打など走者を進める小技が求められ、しかも近年はパンチ力も重要視されるようになってきた。ここは、定番メニューで唯一のあっさりメニュー「豚肉と辛子高菜の和風パスタ」を据えたい。

 

最初の海苔の香りが鮮烈!汁気はほぼなくてやはりあっさり。正直実家でお母さんがお昼に出してきてもおかしくない味がする。なんというか、ポン酢をかけて食べている光景が眼に浮かぶ。

 

「今日はこってりではなくあっさりした和風パスタが食べたい」そんなあなたにはこれをおすすめだ。正直、あっさり行きたいならこれ以外の選択肢が定番メニューにはない。

 

しかし、ただのあっさりではない。油断していると豚肉が一発を持っているぞ!

 

 

3番ライト:半熟たまごのカルボナーラ(730円)

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ランナーをきっちり返し、長打力のある後ろの45番にチャンスを回せるそんな3番バッターに置きたいのが、この半熟たまごの上に粉チーズたっぷりなカルボナーラ。

 

ベーコンの塩気も結構しっかり口に残る感じで周りのカルボナーラソース濃っ!チーズの濃厚な味がすごいする。ここを重点的に絡めて食べるとうままーーー!

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これはしっかりかき混ぜて食べるのが正解。

パスタのもっちり感ともあってる。全部かき混ぜると、たまごとカルボナーラソースとベーコンの三位一体感すごい。家で作れそうで作れない本格的な味がする。まったり感があってコクも深い…。

 

なんなんだ、これは。

 

ここはプロントだぞ。

 

そして絡めても絡めても下にしたたる、カルボナーラソースの安心感すごい。思う存分絡めてOK。あと濃厚だからか満足感がハンパない。半分食べたくらいですでに結構お腹いっぱいみがある。

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最後の方になると絡めても絡めてもなくならないソースを絡めまくって食べる幸せすごい!

 

「がっつり系で家では食べられないような定番の味が食べたい。満足感がとにかく欲しい」。そんな日には文句無しにこれだ。

 

4番ファースト:サーモンのたらこバター(690円)

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ここぞの場面で長打を放って大量得点をもたらす勝負強さとチームの顔を任せたい4番に指名したいのは、とにかくもうあふれる「たらこ」!そしてめっちゃくちゃ「サーモン」が美味いこちらのメニューだ。

 

とにかくバターが3秒でとける!サーモン味がうそみたいに濃くて、シャケの焼き具合が絶妙オブ絶妙。もはや切る前のシャケそのままをかぶりつきたい勢いだ。

 

そんでもって、見て!

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このふんだんにパスタに絡んだタラコがどんどん攻め込んでくる。けれど味は全然強すぎない。だから、もう一回食べたくなる。この無限ループがすごい。


メモを見ると、食べ終わった時の感想に「お皿の底がピンクでハッピー」って書いてある。

 

よくわからないが、偏差値が急激に下がるほどの美味しさなんだと思う。

 

「軽食じゃない、今日は美味いパスタを存分に食べさせてくれ!あと私は『タラコとか明太子とか魚卵ファンクラブである』」。そんなあなたには絶対にこれがおススメだ。

5番レフト:とろ〜りモッツァレラのトマトソース(850円)

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4番の後も意外と大事。ここには安心と実績のある「チーズ」×「トマト」そして「バジル」という鉄板の掛け合わせを持つこのメニューに任せたい。

 

生パスタの平べったさとモチモチの食感がとにかく合う!マルゲリータピザの味がそのままパスタになりました!」という感じ。

 

まるっと大きいトマトは酸味もしっかり出ていて、チーズのまろやかさとのバランスが良い。そしてこのチーズのとろ~っと感は豪華さがある。

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ソースの量も十分で、生パスタのシリーズだとこれが一番ソースと合っていた。

 

それに、トマトのゴロゴロ感はかなり満足度が高かった。

 

「モチモチの生パスタが食べたい!具もしっかり堪能したい」そんなあなたには絶対にこれがおすすめ。

6番サード:小海老のトマトクリーム(790円)

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ここで打線を途切れさせてはいけない。いやらしく粘るバッティングを想起させ、外さないトマト味のこれを推したい。

 

要所要所の小技が効いている!

エビは満足レベルの量があり、香りもかなり海老海老していて最高。

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食感も良くって見た目は小ぶりだけど味はかなりの合格点。安っぽさが全然ないのが良い! 

 

トマトクリームでタバスコとの相性ばっちりだから後半に足すと全然飽きない。

 

海老の味が「エビ」から「エ」位になるけど、辛いのが好きならタバスコ追加けっこうおすすめ。

 

「しっかりクリーム味で攻めたい。そして海老をとにかく感じたい!」。そんな日にはこれだ。

 

7番セカンド:海老とアボカドのバジルソース(790円)

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比較的プレッシャーの少ない打順なので、期待の若手選手などが据えられる7番。人によっては大好きと思われるこのメニューを推したい。

麺は生パスタでバジルがめっちゃ香っている。

 

表参道みたいな味。決してあっさりではないけど、ガツンと濃厚ってまでも行かない。こう…とにかくおしゃれ。

 

せっかくのゴロゴロの具とパスタのマリアージュがあんまり感じられず、粗削りな感があるため、まだまだこれからの「期待の新人」という感じがする。

 

「今日はおしゃれな気分になれるパスタを欲している」。そんなあなたには、表参道の味がするこれ一択。

 

8番キャッチャー:コクうまミートソース(590円)

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ここのミートソースは完全に攻めじゃない。守りの味がする。つまりキャッチャーだ。

 

まず味は、よく知っているミートソース。給食で食べたミートソースに近いあれ。でも注意せねばならないポイントはソースの量である。どう考えても少ない。

そのため、最初から絡めすぎたら完全に終わる。

最後まで美味しく食べるには配分が重要。

 

これはもはや戦い。

 

そんな気持ちでソースの量に気を使いながら食べ進めていた時、おもむろにやってみたのがこれ。

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粉チーズをこれでもか!とぶっかけ!

あのね、急にまとまる。ものすごくうまい。さっきまで、給食とか言ってごめん!

なにこれ。粉チーズ必須。粉チーズいい仕事しすぎ。もはや、粉チーズにコクがある。

 

「今日は王道だけど、トマトとかじゃないって気分」。そんなあなたには、ミートソースしかない。でも、大丈夫。途中からの粉チーズ大量ぶっかけでソースの少なさが完全に気にならなくなる。試してみることを強くすすめる!

 

9番ピッチャー:粉チーズ(無料)

もはやパスタじゃないけど、キャッチャーとの相性が求められるバッテリーということで9番ピッチャーは粉チーズ!まさにピッチャーとの「阿吽の呼吸」といったとこだろうか。とにかく…プロントは、

 

粉チーズがものすごく美味い。

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よく見る「緑のやつ」じゃない!この粉チーズを家に常備したくなるくらい。すぐに探してアマゾンで注文した。

 

まとめ

プロントの定番パスタを8種類を食べたけど、その日の気分によって、食べたい味ってけっこう違うので「プロントでランチ」って時には参考にしてみて欲しい。


個人的には主軸である3、4番に据えたことからもわかるように、以下の2つが飛び抜けて美味しかった!

 

「半熟たまごのカルボナーラ」

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「サーモンのたらこバター」

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これらは、かなりの高クオリティなので、迷ったらこの2つのどちらかをチョイスするのが良いかと!

著者プロフィール 

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ひにしあい

本業はSEOの非常勤ライター。好きな本は路線図、好きな音楽はヴィジュアル系。特技はカラオケ芸。トゥギャッチExcite bitコネタなどで活動中。日本酒とワインとビールと美味しいご飯が全ての活力源。

個人サイト:http://hinishi.com

Twitter ID:日西愛(ひにしあい) (@sunwest1) | Twitter


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