こんにちは、ほそいあやです。
今日は、感動的なレバーを食べてきたことを綴りたいと思います。
その名もデイゼロレバー。デイゼロとは、捌いてから一日経ってないという意味なのであります。
大門駅すぐ、もつ焼き「ふじ屋」にやってきました。こちらでデイゼロレバーと、その他のおいしいデイゼロお肉たちをいただけるのです。
まだ18時前ですが店内はお客さんで溢れていました。予約必須。
なんとなく頼んだグレープフルーツジュース(290円)が思いのほか美味しくておかわりしてしまいました。
食べものメニュー。お肉は芝浦の食肉市場でその日に捌かれたものだけを使用。今朝まで生きてたってなんかすごいな。
おすすめは赤字になってます。希少部位もあるんですね。数量限定の「レバ煮ラ」も気になる。
うずら煮玉子。マヨがついてくるのがちょっとうれしい。食べるぞ飲むぞーって時は最初にゆで卵を食べておくといいって死んだ爺ちゃんがいってました。
酢もつ。茹でたモツにねぎとみょうががどっさり乗っている。かなりさっぱりしているので、もつだけどバクバク食べられます。
はらみ(左)とハツ(右)。素人の私でも新鮮なのがわかります。はらみの肉感、ハツの歯ごたえ、どちらもフレッシュなもつだからこそって感じ。これが朝締めの強みなのですな。
シロ。シロ特有の臭みがなくパリッとしているので、知らずに食べたら皮だと思う人が多いかも。後味にシロの匂いがほんのり。ここのシロなら何本でもいける気がする。パリパリのシロは大門にあり。
デイゼロレバーはやっぱりすごかった!
待ってました〜〜〜メインディッシュのねぎれば。すごい、ねぎの山で肉が見えない。
大きめのレバーキューブです。食べてみると……甘い! レバーって甘かったんだ。中まで火は通っているけどピチピチした舌触り。
水羊羹のような葛餅のような……レバ刺し食べてるみたいで懐かしい気持ちに。なんだこのプリプリしたおいしいレバーは。レバーの、あのちょっと臭い後味が全くない。そもそももつって感じがしないです。もしかしたらこういう高級なお菓子なのかもしれない。デイゼロすごい。
脇役のねぎもシャキシャキしててごま油がきいてておいしいわー。このねぎは単品(ねぎのおひたし)でも頼めます。
希少部位のさがり。焼肉屋にあるとつい頼んでしまうやつですが、焼肉屋さんで食べるのと変わらず、柔らかくてジューシーな肉質を楽しめました。ちょろっとお醤油をかけるとほっぺが落ちました。焼肉屋さんにいかなくてもこれが食べられるならコスパ的にもかなりいいですな。
こめかみ(カシラ)。脂が多めで歯ごたえもよし。ギュっ、ジュワ〜、うまー。個人的にレバーと同じくらい好きな部位です。色んな店のカシラを食べてきたけど、文句なし上位。やっぱり鮮度が関係しているのかな。
気づけばお肉でお腹がいっぱいに。今朝まで生きていた貴重な命、おいしくいただきました!
ブロッコリーの土佐和え、というのがあったので店員さんにどんなのか聞くと「ブロッコリーをサラダ風にした感じというか……って全然わかんないっすよね…」と説明に困っていたので頼んでみることに。鰹節=土佐ということだったらしい。
このブロッコリー、茹でてあるのかと思いきやパリパリしてるんです。でも生じゃない不思議な食感。だからサラダって言ってたんだ。さっと湯通しするとこんな歯ごたえになるのだろうか。
隣のテーブルから「レバ煮ラお待ちっ」と聞こえてきたので見てみると、みんなでおしぼりかざしてる……楽しそう。
じゅうじゅうに熱した鉄鍋にレバーとニラを投入する料理だったみたい。油が飛ぶのでガードしてるのか。
ぐっつぐつ。なんとうまそうな赤い鍋よ。しかし私達はもうお腹に肉が入らないので、お隣のレバ煮ラを見学させていただいて注文は泣く泣く断念。きっととびきりのレバニラなのだろう。
しかし! シメは別腹ということで、ラーメン。
チゲ麺ってやつです。辛いと書いてなかったので常識的な辛さだと思っていたけど、けっこう辛い、むせるくらいには辛い。しかしうまい。あと引く辛さ。麺は太くてつるつるしたストレート。スープ完飲、満足!
以上、大門「もつ焼き ふじ屋」でした。酒ではなく肉に酔った日。デイゼロレバー体験は思い出に残るものでした。これからおいしいお肉が食べたくなったら、焼肉屋よりこっちに来ちゃうような気がします。
紹介したお店
ふじ屋
住所:東京都港区浜松町1-27-8 橋立ビル1F
TEL:03-6432-4867
公式Facebookページ:もつ焼 ふじ屋
著者プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/