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ホタテの貝柱みたいで食感がすごくいい…!「エノキつくね」のレシピ【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】

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今回の料理:「エノキつくね」

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安いけれど大活躍

枝元 ボウルに鶏ひき肉を入れ、4等分にしたエノキをほぐしながら加えてよく混ぜます。エノキとひき肉は同量で。エノキ、山盛りですね。

西原 ちゃんと固まるかなあ。

枝元 チャレンジします。でもエノキってかわいそうですよね。こんなに値段が安くなっちゃってね。

西原 モヤシも納豆もそうですけど、スーパーに行ったら心が痛む。「生産業者に意地悪していない?」って思うんですよ。それにしてもエノキの量がすごい。

枝元 主役ですから。味付けは塩とコショウのみ!

西原 素晴らしい。

枝元 後でおろしショウガや梅肉を付けて食べればいいと思うんです。

西原 うち、エノキは必ずゆでて、そのままあえ物にしちゃう。

枝元 エノキっていいですよね。私はバター炒めが好きだな。

西原 濃い油で、こってりね。あ、いい感じになってきました。エノキがちゃんと潰れています。

枝元 卵やパン粉を入れるか迷ったんですが、エノキが全てのふりをしてくれます。

西原 えー、焼いたらバラバラにならないか不安です。

枝元 鶏ひき肉は結着力がすごいんですよ。合いびきは脂が多くて、脂が外に出て割れたり、硬くなっちゃったりするんですが、鶏ひき肉はギュッと固まる力が強いんです。

西原 おっ、いい触感だ。しっかりしていますね

枝元 卵や水分が入らないから。普通は酒などの水分を入れないと肉が硬くなるから、水分を加えて、それをとどめるためによく練るんです。でも今回は、水分も軟らかさも何もかもエノキに頼っているので。

西原 エノキさん、そんなに仕事をしてくれるんですね。

枝元 後はもう焼くだけ。鶏ひき肉は意外と火の通りが早いんです。うん、エノキのいい香り。お弁当に入っているとうれしいかも。たねだけ作って冷凍しておくのもありです。さあ、できあがり。

西原 いただきます。このエノキのナゲット、食感がすごくいい。ホタテの貝柱みたい。

枝元 ブリブリして、エノキが脂身の役目も果たしているみたい。いろいろな役目をエノキが担っている。

西原 安くてお手軽でいいメニューですね。いろいろなタレで楽しめるし、とってもヘルシーです。

【構成・矢澤秀範、写真・】

 

エノキつくね

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材料<2人分>

  • エノキ    200グラム
  • 鶏ひき肉   200グラム
  • 塩・コショウ 各小さじ1/3
  • 油大さじ   1と1/2

作り方

  1. ボウルに鶏ひき肉と、4等分に切ったエノキをほぐしながら入れる。エノキがなじんでまとまるまで混ぜ、塩とコショウをふる。小さめの俵形にまとめる。
  2. フライパンに油を熱し、(1)を軽く焦げ目が付くまで焼く。
  3. ショウガのすり下ろしや、マヨネーズとしょうゆ、カラシ、ユズの搾り汁を混ぜたもの、たたいた梅干しにカツオ節としょうゆを混ぜたものなどにつけて食べる。

  ※砂糖、みりん、しょうゆを最後に絡め、照り焼き味にしてもおいしい。

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西原理恵子と枝元なほみのおかん飯 - 毎日新聞


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