浅草といえば東京を代表する観光地!雷門前での写真撮影は定番中の定番ですよね。いまや海外からも多くの観光客が訪れる浅草は、美味しい食べ歩きグルメの宝庫でもあります。
雷門から浅草寺へと続く仲見世通りを中心に、浅草ROXの裏側エリアを実際に食べ歩き、本当に美味しいグルメを厳選しました。定番の雷おこしや人形焼をはじめ、カレーパン、メンチカツといったガッツリ系も紹介しています。
街歩きと美味しいグルメ、両方満喫できる浅草へ出かけてみましょう!
記事の最後には、紹介したお店のマップを掲載していますので、浅草散策のおともにどうぞ!気になったお店の位置をチェックしてくださいね。
- 1.【雷おこし】浅草みやげの定番!実演販売も楽しめる「常盤堂 雷おこし本舗 雷門本店」
- 2.【きびだんご】きな粉たっぷり!うさぎの暖簾が目印の「浅草きびだんご あづま」
- 3.【麦とろ】ワンコインのとろろ飯がお手軽!体に優しい「浅草 むぎとろ 雷門店」
- 4.【人形焼】ハトや提灯の形がかわいい…!仲見世で立ち寄りたい「本家 梅林堂」
- 5.【あげまんじゅう】浅草の食べ歩きグルメで絶対に外せない「浅草九重」
- 6.【大学いも】トロリと蜜の絡んだ懐かしい味!「おいもやさん興伸 浅草伝法院東通店」
- 7.【メンチカツ】肉汁がジュワ~ッ!浅草の新名物「浅草メンチ」
- 8.【カレーパン】サクッふわっトロ~リがたまらない「東京浅草 豊福」
- 9.【ジャンボめろんぱん】大きいのにペロッと食べられちゃう…!「花月堂 雷門店」
- 10.【肉まん】地元民からも長年愛される「セキネ」
- 11.【せんべい】浅草で100年続く手焼きせんべいのお店「入山せんべい」
- 12.【喫茶店】甘味ともんじゃ焼きどっちも!レトロなお店「純喫茶マウンテン」
- 浅草グルメマップ
また、こちらの特設ページでは、浅草の最新グルメ情報を紹介中です。あわせてどうぞ!
1.【雷おこし】浅草みやげの定番!実演販売も楽しめる「常盤堂 雷おこし本舗 雷門本店」
まずは浅草のシンボル的存在の雷門周辺から攻めていきましょう!
雷門のすぐ隣にある「常盤堂 雷おこし本舗 雷門本店」です。浅草といえば、やっぱり雷おこしですよね。雷おこしとは、蒸した米を煎って膨らませたものを、水あめや砂糖などで固めたお菓子です。雷おこしの「雷」は何を隠そう、雷門(風雷神門)からきているんですよ。
こちらのお店では、軽やかなおしゃべりをまじえつつ、職人さんが鮮やかな手つきでおこし作りを実演してくれます。さらにできたての雷おこしを食べられるんですよ。
パフ状になったお米に、水あめやグラニュー糖、隠し味に塩とマーガリンを少々。
薄く板状に伸ばしたら、四角い棒を転がしながら同じ大きさに切っていきます。
できたての雷おこしは、ほんのり温かくて香ばしい!ついつい手が伸びてしまいます。
季節の柄の袋に入れてくれて、100g入り300円です。
店名:常盤堂 雷おこし本舗 雷門本店
住所:東京都台東区浅草1-3-2
電話番号:03-3841-5656
営業時間:9:00~21:00(売り切れ次第終了)
2.【きびだんご】きな粉たっぷり!うさぎの暖簾が目印の「浅草きびだんご あづま」
江戸時代、実際に浅草寺の参道にあったというきびだんごを再現して販売しているお店。紅白の暖簾にカワイイうさぎが目印です。
目の前で茹でたてのお団子に、きな粉をたっぷりまぶして出してくれます。ほっかほかのきびだんごは1人前5本330円。
仲見世は食べ歩き禁止なので、お店横のカウンターで食べましょう。
やわらかくてモッチモチ~!小粒サイズ&甘さ控えめな香ばしいきな粉のおかげで何本でも食べられてしまいそうです。おみやげ用のきびだんごも売っていますよ。
店名:浅草きびだんご あづま
住所:東京都台東区浅草1-18-12
電話番号:03-3843-0190
営業時間:9:30~19:00(売り切れ次第終了)
3.【麦とろ】ワンコインのとろろ飯がお手軽!体に優しい「浅草むぎとろ 雷門店」
雷門を背にして、通りを挟んだはす向かいにあるとろろ飯のお店です。本店も近くにありますが、こちらは茶屋風の雷門店。1杯500円とワンコインから、気軽にとろろ飯をいただけます。
今回はお味噌汁セットにしたので、+100円の600円。
振りかけられた青のりの香りと相まってツルッと胃袋におさまってしまいます。粘りが強くふんわりとしたとろろと麦飯の相性は抜群。山芋には滋養強壮効果や整腸作用があるそうなので、食べ歩きで疲れたに胃にも優しい一杯です。
季節の限定弁当やボリューム満点のむぎとろカレーも人気だそうですよ。テイクアウト用にはとろろコロッケ(100円)もオススメです。
店名:浅草むぎとろ 雷門店
住所:東京都台東区雷門2-17-10
電話番号:03-3843-1066
営業時間:10:00~18:00
URL:https://r.gnavi.co.jp/enxzn8960000/
4.【人形焼】ハトや提灯の形がかわいい…!仲見世で立ち寄りたい「本家 梅林堂」
雷おこしと並ぶ浅草定番のおみやげ、人形焼のお店です。超人気のお店で、だいたい人だかりができています。1袋8個入りが300円、2袋だと500円!
つぶあんは赤。こしあんは白。提灯柄の紙袋が良いですよね。個包装になっているのでばらまき用のお土産にもピッタリです。
肝心の中身はというと、雷門の提灯、五重の塔、ハトの3種類です。
お土産にもいいけど、やっぱり焼きたても食べたいところですね(仲見世は食べ歩き禁止です)。パクッとつまめるサイズなのも◎。ふわふわの生地にやさしい甘さのあんこが包まれていて、定番の美味しさです。
店名:本家 梅林堂
住所:東京都台東区浅草1-18-1
電話番号:03-3843-4311
営業時間:8:30~(売り切れ次第終了)
5.【あげまんじゅう】浅草の食べ歩きグルメで絶対に外せない「浅草九重」
浅草グルメは数あれど、やっぱりあげまんじゅうも外せません!見た目は天ぷらのようですが、カリッとサクサクなおやつです。スタンダードなあげまんのほか、黒ゴマまん、抹茶まん、金ゴマまん、カボチャまん、カスタードクリームなどバラエティ豊富でついつい迷ってしまいますよねぇ。
今回は定番のあげまんと、変わりダネのもんじゃまんじゅう(!)をセレクトしてみました。
左がこしあん入りのあげまん(120円)、右がもんじゃまんじゅう(170円)です。
まずはあげまんから。生地のザクザク感とほっこりする餡のコントラストが良いです。油っこいかと思われそうですが、良い油を使っているのか胃もたれなどする気配はナシ。
もんじゃまんじゅうのほうは、本当に美味しいの?と心配になりますが、まごうことなく本物のもんじゃの味!衣には青のりと紅しょうがが入っています。もんじゃというと月島を思い浮かべますが、浅草ももんじゃの本場ですからね。さすが本場!といった再現度でした。
店名:浅草九重
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3841-9386
営業時間:9:30~19:00
6.【大学いも】トロリと蜜の絡んだ懐かしい味!「おいもやさん興伸 浅草伝法院東通店」
サツマイモ好きにはたまらないおイモの専門店です。サツマイモ問屋の川小商店が運営している直営店で、大学芋とスイートポテト、紫芋ソフトクリームなどを販売しています。浅草寺周辺には全部で4店舗あります。
一番人気は大学芋。大粒でツヤッツヤに輝くお芋が山盛りになっています。なんて美しいの……!500g / 1,100円の量り売りで、200gから購入できます。
外はカリッと、中はホックホクに揚がったお芋にとろ~りと蜜がたっぷり絡んで、もうそりゃあ美味しいです。大学芋ってなんでこんなにシンプルな材料しか使っていないのに、こんなに美味しいのでしょうか。黒ゴマの香りが後を引く懐かしい味です。
店名:おいもやさん 興伸 浅草伝法院東通店
住所:東京都台東区浅草1-36-6
電話番号:03-5828-8530
営業時間:10:00~19:00
7.【メンチカツ】肉汁がジュワ~ッ!浅草の新名物「浅草メンチ」
ここまでスイーツが多かったですが、ここでしょっぱいものを挟みましょう!激ウマすぎるメンチカツです。老若男女、外国の方にも大人気でお店の前は常に賑わっています。
浅草メンチは1個200円。手に持っただけでわかる、表面はカリッカリでサクサク。結構ずっしりしています。
そして、このメンチカツはかじったときに最大級の驚きがやってくるのです……!
揚げたてアッツアツをかじると……ジュワワ~~~っとあふれだす肉汁!(やけどに注意してくださいね)
並ぶ理由がわかりすぎます。味も食べ応えも満足度の高い一品です。
店名:浅草メンチ
住所:東京都台東区浅草2-3-4
電話番号:03-6231-6629
営業時間:10:00~19:00
8.【カレーパン】サクッふわっトロ~リがたまらない「東京浅草豊福」
浅草で超人気のグルメ、豊福の黒毛和牛カレーパン。お土産やお取り寄せも販売しており、こちらも人気です。
1個290円のカレーパンには、8時間以上煮込んだというコクのあるカレールーがたっぷり。
きつね色に揚がったパンの表面はサックサク。一口かじってみると、中はふわっふわ~。と、カリカリのパンから、カレーのお出ましです。見ただけでわかる、この濃厚さ……!
スパイシーなのに、どことなくお肉の甘みが感じられて、まさしく絶品!軽い食感のパンに、濃厚なルーがよく合います。これはお土産に大量購入しちゃう気持ちがよくわかりますね。
店名:東京浅草豊福
住所:東京都台東区浅草2-3-4
電話番号:03-3843-6556
営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)
9.【ジャンボめろんぱん】大きいのにペロッと食べられちゃう…!「花月堂 雷門店」
週末は1日に2,000個も売れるという老舗甘味処の名物ジャンボめろんぱん。1個200円ですが3個買えば500円になります。
その名のとおりジャンボ!本物のメロン並の大きさ。「これ、食べられるかな……」と少し不安になるかもしれませんが、食べればわかる、大丈夫です。イケます。
外はサックサクで中はふわっと軽い食感。大きいけれどすんなり胃袋に収まってしまいます。ジャンボだけど、いつのまにか食べてしまっている危険な食べ物です。
レトロな雰囲気の店内でゆっくり座って食べることもできますよ。
店名:花月堂 雷門店
住所:東京都台東区浅草2-2-10
電話番号:03-5830-3534
営業時間:10:00~16:00(売り切れ次第終了)
10.【肉まん】地元民からも長年愛される「セキネ」
すし屋通りと新仲見世通りの交差点の角にあるセキネで食べたいのは肉まん!
肉まんは1個230円。ふっくらツヤッツヤの皮はもっちもち。皮だけでも食べていたいくらい美味しい……。
肉餡にたどりつくと、肉汁があふれ出します。この旨みたっぷりな肉汁をもっちもちの皮が受け止めてくれていて、もうまさにベストパートナー。肉だけでなく玉ねぎも、これでもか!というほど入っています。ジューシーで旨いです。
おみやげ用も売られています。こちらはシュウマイも名物ですので、そちらもぜひお試しあれ。
店名:セキネ
住所:東京都台東区浅草1-23-6
電話番号:03-3841-5230
営業時間:11:00~20:00
11.【せんべい】浅草で100年続く手焼きせんべいのお店「入山せんべい」
1914年(大正3年)創業という歴史あるおせんべい屋さんです。店頭では職人さんたちが1枚ずつ丁寧にせんべいを手焼きしているところを見学できます。
そしてその焼きたてを食べられちゃうのです!贅沢ですよね。
焼きたての温かいせんべいは1枚130円。香ばしいお醤油の香りがたまりません……!日本人に生まれてよかったー!
バリッ!と堅い食感、しっかりめのお醤油味、歯ごたえ、これぞ正統派のせんべい!なんだか懐かしくなる味です。きちんとした手土産にも重宝する、缶入りも売られていますよ。
店名:入山せんべい
住所:東京都台東区浅草1-13-4
電話番号:03-3844-1376
営業時間10:00~18:00 (木曜日定休)
12.【喫茶店】甘味ともんじゃ焼きどっちも!レトロなお店「純喫茶マウンテン」
さて、最後に浅草らしいレトロな喫茶店「マウンテン」を紹介します。
こちらのお店、1階は甘味処純喫茶、2階はもんじゃとお好み焼き、という複合的な?お店なのです。
2階のもんじゃ焼きからご紹介。
各テーブルに鉄板があり、思い思いにもんじゃを焼いて楽しめます。
オススメはクラシックな切りイカもんじゃ。もんじゃドリンクセットで1,300円(+200円でアルコールに変更可能)です。
容器から溢れんばかりに盛られた切りイカよ……!これがいい味出すんですよね~。下町っ子ならわりとなじみ深い食材だと思います。
ちゃきちゃきの江戸っ子なお母さんが目の前でもんじゃを焼いてくれますよ。もんじゃの作り方がわからない!という方もご安心ください。
炒めた具材で作った土手の中に生地を流し込んでグツグツ。透明感が出てきたら全体を混ぜて完成!ヘラですくっていただきます。ヘラはとっても熱いのでヤケドに注意してくださいね。
もんじゃのお楽しみは後半戦。「おせんべい」などと呼ばれるおコゲが一番美味しいところです!パリパリで香ばしい~!あえてもんじゃを薄~く鉄板の上に伸ばしておいておコゲを作るのもアリです。
さて、1階の純喫茶はレトロなインテリアのゆったりとした空間になっています。
あんことソフトクリームが豪快に盛られたクリームあんみつもマウンテンの人気メニューです。この甘さが疲れた体にしみます……!
渋めの緑茶がついて850円。歩き疲れたらぜひ寄ってみてくださいね。
店名:純喫茶 マウンテン
住所:東京都台東区浅草1-8-2
電話番号:03-3841‐0172
営業時間11:30~22:30
浅草グルメマップ
甘辛・新旧・和洋折衷。バラエティ豊かな浅草グルメは いかがでしたか?
浅草はどんな季節に行っても楽しめます。東京の代表的な観光地、食べ歩きも楽しみながらいろいろなスポットを巡ってみてくださいね。
紹介したお店のマップはこちら。浅草散策にお役立てください!
著者プロフィール
株式会社 COOK ART‐23番地cook~人と料理の交差点
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP:株式会社 COOK ART‐23番地cook~人と料理の交差点
文:23番地cook専属ライター 金岡 布見子(かねおか ふみこ)
料理は食べるのも、作るのも大好きなアラサー女子。趣味は味コピー。気に入った味を盗んで自宅でこっそり再現しています。得意料理はお酒と白米に合う激辛料理。