三吉屋三兄弟の長兄
以前、みんなのごはん上で「あっさり系のレジェンド」として紹介した「三吉屋」
以前ご紹介した新潟市中央区西堀通のお店以外に、実はもう2店舗が存在します。
その経緯としては、まず、先代店主の元で修行をした長男が、新潟市の信濃町という場所で独立、そして、次男が古くからあった西堀通のお店に残り、三男が新潟駅南に「けやき通り店」をオープンさせました。
今回は、三吉屋坂田三兄弟の長兄が営む「信濃町店」をご紹介します。
お店は古くからあるビルの一角にあります。
こちらのお店では、他の2店舗には無い品を提供しています。
タンメン(700円)
あっさり系塩味で、たっぷりの野菜が入り、心と体が温まる一杯です。
麺には極細麺が使われ、その食べやすさからスルスルと喉を通っていきます。
豚骨清湯スープに野菜の味が入る事で、深みとコクがあり、ヘルシー感と滋味深い味わいが混在した一杯となっています。
昔ながらのアッサリタンメン、とても美味しかったです!
三吉屋の美味しさの秘密にせまる!!
三吉屋のスープといえば、やはり豚骨です。
上記の写真は、煮込み終えた後にガラを濾した営業用のスープとなっています。
昔ながらのお店といえば、寸胴でスープを煮込みながらそこからそのままスープをすくって使うスタイルも多く、時間帯によって煮込みの度合いによって味が違うという事が多々あります。
今でこそ、スープの鮮度を保つ為に、様々な手法が取られる様になりましたが、そうした事を古くから実践してきた三吉屋です。これほどまでの知名度を誇るのも当然でしょう。
また、昔ながらのお店としては異例といっても良い程に素材の使用量が多い事もポイントです。
秘伝の醤油ダレ
白い固まった脂からも、たっぷりと肉の旨味を詰め込んだチャーシューダレである事が分かります。
レジェンドが作る至極の一杯をレポート!
提供時、醤油ダレを入れた丼にスープを注ぎます。
手馴れた手つきで湯切りをする店主
麺を丼に投入!
具材を盛り付けて完成です!
ラーメン(550円)
かつてこれ程までに深い味わいのあっさりスープがあったでしょうか??
ただし、「あっさりスープ」いっても、単にあっさりなのではありません。
口に含んだ瞬間に広がる豚の旨味と醤油の風味。
これ程までに厚みのある味わいのあっさりスープは、唯一無二の味と言っても過言ではありません。
そして、そのスープに相性バグツンの極細麺!
西堀通店よりも細い極細麺を使用しています。
歯応えのある西堀通店の麺とはまた違い、極細麺ならではのスルリとした喉越しが深みのある豚骨清湯醤油スープとベストマッチ!
3店舗では、麺の違い以外にも、スープや油、また細かな部分で若干の違いがありますが、先代から受け継いだ基本的な部分は同じとなっています。
ただ、各店がそれぞれの舌で「自分が一番美味しいと思う味」に微調整する事で出来上がりに違いが出てきているのです。
微妙な違いを楽しみに3店を巡ってみるのも良いでしょう。
信濃町オリジナルの人気メニュー
最後に、タンメンに続き、信濃町店オリジナルの人気商品を作るところからご紹介したいと思います。
その商品は、営業の終盤には売り切れが続出する程の人気っぷりです。
まずは中華鍋を用いて作られます。
豚肉と玉子を炒めます。
そこにご飯を投入!
出来上がりはこちら!!
炒飯(700円)
しっとりとした食感に炊き上げられたご飯に味が良く染みこんでいます。
熱々でふんわりとしたご飯が、口の中ではらりとほどける様な感覚が絶妙です。
味付けも程よく、売り切れてしまう程の人気も納得の一品でした!
新潟あっさり界のレジェンドとして君臨する三吉屋信濃町店の店主
新潟で古くから愛されてきた味を今に伝える「三吉屋」
心と体に染み渡る味を求めに、訪れてみてはいかがでしょうか?
紹介したお店
三吉屋 信濃町店
TEL:025-267-3081
新潟ラーメン.com プロフィール
文:新潟ラーメン.com 管理人
新潟県を中心に様々なラーメン店を紹介しています。
限定ラーメン情報、読者投稿情報、掲示板、お得なクーポン、仕込み取材、読者投票によるランキング、管理人ブログ等、豊富なラーメン情報が詰まったHPです。
新潟ラーメン.com:http://noodles.bbshin.net/
新潟グルメ情報:http://gourmet.bbshin.com/
twitter:https://twitter.com/bbshin_t