こんにちは、料理研究家のジョーです。突然ですが、みなさまはギョウザはお好きでしょうか。むちむちの皮にかぶりつくと、中からあらわれるジューシーなお肉!これにビールがあれば、いくらでも食べられる!なんて人も多いのでは?
そんな餃子ラバーたちを満足させるお店が恵比寿にありました。中華一筋15年の店長が作り出す、自家製の絶品餃子のお店です。ななな、なんと毎月7日は777円で餃子が食べ放題になるのだとか!
これは餃子ラバーとして足を運ぶしかない!ということで、早速行ってまいりました。
これが777円は信じられない…!8種類から選べる餃子の数々
餃子の食べ放題が選べるのは8種類から。もちろん全てコンプリートしたいということで、一気に注文してみました!
次々に運ばれてくる餃子のお皿で、テーブルは餃子パラダイス!
まずは店名を冠した餃子「七福餃子」から
まずは店名を冠した餃子「七福餃子」からいただきます!
口にした瞬間にひろがる豚のうま味!こちらの餃子には三元豚を使用しているとのことで、一個の餃子に豚肉のうまみが凝縮されており、豚の脂身が持つ甘さまで感じることができます。
にんにく不使用で、生姜のみが使用されているのだとか。
そのままでも美味しいのですが、自家製のみそをつけていただくとまた格別なんです。甘い中にもほんのりピリ辛のみそは、餃子により一層深いコクを与えてくれます。
いくらでも食べられそうな焼き餃子
名前からすると一番プレーンそうな餃子です。
一口かじると、ニラやにんにくをはじめとした野菜の香りが鼻をぬけていきます。野菜の比率が多めなためか、あっさりとした食べ応えです。絶妙な加減に焼かれた皮のパリっと軽やかな食感もあいまって、いくらでもぱくつけそうです!
豚肉をしっかり味わいたいなら「豚餃子」がオススメ
七福餃子に比べ、より豚肉をダイレクトに感じることができる餃子がこちら。打って変わってガツンとにんにくが効いていて、豚肉とのバランスが最高です。
豚肉をしっかり味わいたい!という人はこちらがいいかもしれません。
もっちもちのつるっつると言えば「水餃子」
ゴロゴロっと器に入った大きな水餃子!つるつる、もちもちの食感が楽しめます。スープもただの鶏ガラスープではなく、これだけ飲んでも楽しめるおいしさ。鼻を抜けるコショウの香りがクセになります。
豚の肉汁とスープが渾然一体となって、口の中はうま味の大洪水状態!若干あら切りになった野菜が食感にアクセントを生んでいます。
数量限定、国産パクチー盛りすぎ!の「パクチー餃子」
こんなに盛っていいの!?というくらいどっさり盛られたパクチーは、なんと全て国産なのだそうです!パクチー好きにはたまりませんね。口の中でほどける豚肉の食感と、パクチーのシャキシャキ食感は相性抜群です。
これだけでもパクチー感満載の餃子ですが、さらにパクチーのペーストをつけていただけます。突き抜けるパクチーの香りはさわやかで、パクチー好きならぜひ一度は味わうべき一品です。
シャキシャキ×つるつるもちもち!「パクチー水餃子」
シャキシャキ食感のパクチーに、つるもち食感の水餃子!あんにまでパクチーが練り込まれていて、外側もパクチー、中身もパクチーで口の中がパクチーフェス状態です。
これだけ食べてもまだモリモリ食べられるのは、パクチーそのものの上質さゆえでしょうか。
しその香りでまだまだ食べられそう「豚しそ餃子」
一口食べると、鼻をふわっと抜けていくしその香りがほっとする一品です。これまですでに何十個と餃子を食べているのに、しその香りがさっぱりさわやかなので、するする食べられてしまいますね。
モッツァレラがINした「豚しそチーズ餃子」
中のチーズはモッツァレラチーズで、もちもちとした食感が豚肉の食感とよくあいます。チーズとお肉なんてこってりしていそうなのに、しその香りによってあっさりとした食べ応えになっていますね。
予約必須の食べ放題
この天国みたいなお店、「七福餃子楼」の食べ放題の条件は下記の通りです。
- 毎月7日
- 17時~24時(閉店まで)
- 7日がお店のお休みの日だった場合は翌日
- 777円(税別)で、70分間の食べ放題。
餃子好き達の集う店とあって、毎月月末には予約が埋まり始めてしまうようなので、食べ放題を経験したいという方は、ぜひ予約して訪問してみてください!
食べ放題のメニューに含まれていませんが、まだ他にも餃子の種類があります!中でもぜひおすすめしたいのがこちら!
四川風餃子(税込480円)
口に入れる前から鼻の前でふわあっと広がる花椒の香り。ツンとした風味と、しびれる辛味がクセになります。若干甘みのあるタレに、散らされたネギの香りが豚肉をつつみこんで、香味野菜とのハーモニーを楽しめます。中華料理好きにはぜひ食べて頂きたい一品。
七福餃子楼は恵比寿駅西口から3分
恵比寿駅から徒歩3分の場所に、七福餃子楼はあります。恵比寿駅の西口を出て、アトレ恵比寿を左手に見ながら正面に進み、突き当たりを左に曲がり、最初の角を右手に曲がって少し歩くと看板が見えてきます。
食べ放題がお得なのは言うまでもありませんが、通常の値段でも自家製餃子が一皿450円〜で食べられて、さらには生ビールが290円とめちゃくちゃお得!サクッと一杯飲んで帰るにもぴったりのお店なんです。
日にちと時間限定ではあるものの、777円で自家製の餃子が食べ放題となる恐ろしいコスパの七福餃子楼。
今回餃子ラバーたちで思う存分食べ尽くしたお皿の残骸がこちら。全部で23枚。1皿あたり6つ餃子が載っているので、138個は食べたことになります。
今回は4名で訪問したので、777円×4で、3,108円で138個もの餃子が食べられました。こんな体験、他ではまずできません。ぜひ誘い合わせて、七福餃子楼を訪ねてみてください!
紹介したお店
恵比寿 七福餃子楼
TEL: 03-6303-0910
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-8-10 七福餃子楼ビル
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
上瀧 将郎(じょうたき まさお)
料理研究家・小説家。
大学時代に小説を出版、ライティング業で学費の一部を稼ぐ。某大手メーカーを退職後、現在は料理研究家の道を邁進中。
料理を始めたきっかけは、小学生のときに共働きの両親の為に夕食を作ったとき、とても喜んでもらえたことがうれしかったから。その後、高校時代に1年間単身アメリカに留学したことで、日本の食を大切にするための仕事をしたいという思いがいっそう強まり、料理研究家への道を歩み始めた。
理念は「世界に1つでも多くの幸せな食卓を創り出す」こと。
Twitter:https://twitter.com/syokojiro
連載:バイトッツ!レシピコンテンツ「ジョーさんのジョー出来!」
著書:覇将の戦旗(KKベストセラーズ)
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)