こんにちは!フードコーディネーターの河瀬璃菜です。
冬が旬のゆず。料理に使ったりお風呂に入れたり・・・さわやかな香りで私たちの日常を彩ってくれる、冬の風物詩とも言える存在ですよね。
そんなゆずですが、けっこう余りやすい食材でもありますよね。人から頂いたり、買ったはいいけど使いきれなかったり・・・使い道が見つからないと困ってしまいますよね。
そんなときに作ってみてほしいのが「食べるゆずぽん」。余ったゆずで作ることができ、様々な料理にマッチする汎用性抜群な調味料なんです。
作り方は決してむずかしくありません。早速ご紹介します。
1. 最強調味料!「食べるゆずぽん」
材料(作りやすい量)
- ゆず果汁・・・・150cc
- 醤油・・・150cc
- みりん・・・15cc
- 刻んだゆず皮・・・・2個分
- 玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個
- カツオぶし・・・5g
- 昆布・・・10cm
作り方
- 材料を全てボウルに入れよく混ぜ合わせる。
- 煮沸消毒した瓶に1.を入れ蓋をし、冷蔵庫で1日寝かせる。
何にかけても美味しい調味料の誕生です!皮も使えるので余すところなくいただけますね。香り豊かで爽やかなゆずぽんは時間が経つにつれ、マイルドな味わいになるので変化を楽しむのもオススメです!
2. 食べるゆずぽんを使ったさわやか漬け丼
材料(1人分)
- 食べるゆずぽん・・・大さじ2
- お好みの刺身(今回はハマチ)・・・・200g
- ごはん・・・1膳(150g程度)
- 柚子胡椒・・・小さじ1/2
- 卵黄・・・1個
作り方
- 密封袋にお好みの刺身、食べるゆずぽんを入れ、よく揉み込んだら冷蔵庫で2~3時間おく。
- ごはんに柚子胡椒を混ぜ込み、丼に盛ったら1.をのせ、真ん中に卵黄を落とす。
3. 焼きもちのおろし食べぽん酢だれ
材料(1人分)
- 食べるゆずぽん・・・大さじ1
- 大根おろし・・・適量
- 切り餅・・・2個
- ごま油・・・大さじ1
作り方
- 中火で熱したフライパンにごま油をひき、切り餅を両面揚げ焼きにする。
- 器に1.を盛り、大根おろしをのせたら食べるゆずぽんをかける。
4. 食べるゆずぽんのせささみの明太しそ巻き
材料(1人分)
- 食べるゆずぽん・・・大さじ1
- ささみ・・・2本
- 大葉・・・2枚
- 明太子・・・1本
作り方
- 明太子は皮から出す。ささみは筋を取り、観音開きにする。
- ささみに大葉をのせ明太子を半分ずつのせたら、くるくると巻く。
- 200℃のトースターで8〜9分焼いたら、食べやすい大きさに切り、食べるゆずぽんをかける
柑橘独特のさわやかな風味と酸味で、色々な料理にマッチする「食べるゆずぽん」。今回ご紹介した以外にもまだまだおいしい組み合わせがあるはず。ぜひ作って試してみてくださいね。
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」
Blog:河瀬璃菜 公式ブログ Powered by LINE
http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508
(フードコーディネート:キムヨンハ)