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Channel: ぐるなび みんなのごはん
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やっぱり「塩」が一番奥が深いぜ!普段の料理を「塩味」にすると素材の味が最高に引き立つ激ウマレシピ

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こんにちは!料理研究家の河瀬璃菜です。

 

突然ですが、食通の人って料理を「塩」で食べる傾向にありませんか・・?
鮨も塩、天ぷらも塩、焼き鳥も俄然塩派。

やはり、塩が素材の味を楽しめる一番の調味料だからということでしょうか。

そんな疑問を解決すべく、今回は普段の料理を塩味に変えてみたら美味しかったレシピをお届けいたします。

 

塩麻婆

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材料(1人分)

  • 豚ひき肉・・・100g
  • 木綿豆腐・・・1/2丁
  • 白ネギ・・・1/2本
  • 青梗菜・・・1株
  • にんにく(みじん切り)・・・1かけ
  • しょうが(みじん切り)・・・ 1かけ
  • ラー油・・・適量
  • ごま油・・・適量
  • A 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  • A 塩・・・小さじ1/6
  • A 胡椒・・・少々
  • A 水・・・200cc
  • A 片栗粉・・・小さじ2

作り方

  1. もめん豆腐は1cm角に切る。白ネギはみじん切りにする。青梗菜はざく切りにする。Aは合わせる。
  2. 中火で熱したフライパンにごま油をひき、にんにく、しょうが、白ネギを香りが立つまで炒めたら豚ひき肉、豆腐、青梗菜を加えさらに炒める。
  3. 2.にAをいれとろみがつくまで加熱したら器に盛り、ラー油をまわしかける。

 

さっぱりとしたあんが、意外に豆腐とマッチする塩麻婆。豆腐やひき肉の味わいをより引き立たせてくれています。辛い麻婆豆腐が苦手という方にもぜひ食べていただきたいですね!想像以上にごはんが進んで驚きました。

 

塩肉じゃが

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材料(2人分)

  • じゃがいも・・・2個
  • 玉ねぎ・・・1/2個
  • にんじん・・・1/2本
  • 豚こま切れ肉・・・200g
  • いんげん・・・4〜5本
  • サラダ油・・・大さじ1/2
  • A にんにく(すりおろし)・・・1かけ
  • A 和風だしの素・・・小さじ1
  • A 塩・・・小さじ1/5
  • A みりん・・・・大さじ1
  • A 酒・・・大さじ1と1/2
  • A 水・・・200cc

作り方

  1. じゃがいも、にんじんは皮をむき乱切りにする。玉ねぎは薄切りにする。いんげんは筋をとる。
  2. 中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、玉ねぎが透明になるまで炒めたら豚こま切れ肉を加え色が変わるまでさらに炒める。じゃがいも、にんじんを加え炒め合わせる。
  3. 2.にAをいれ落し蓋をし、中火で20分煮込んだらいんげんを加え5分煮込む。

 

完全なる優しさに包まれた世界です。野菜や豚肉の素材の旨みや甘みを楽しめる一品。いつもの肉じゃがに飽きたらぜひ作ってみていただきたいです。味付けが塩なので、大量に作った後もアレンジがしやすいのも嬉しいですね!

 

塩ダレ親子丼

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材料(1人分)

  • 鳥もも肉・・・150g
  • 温泉たまご・・・1個
  • 万能ねぎ・・・適量
  • 七味唐辛子・・・適量
  • 塩こしょう・・・少々
  • ごはん・・・1膳
  • ごま油・・・適量
  • A 白ネギ(みじん切り)・・・1/3本
  • A レモン汁・・・小さじ1
  • A ごま油・・・大さじ1/2
  • A 鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
  • A 塩こしょう・・・適量

作り方

  1. 鳥もも肉はフォークで穴を開け塩こしょうで下味をつけ、一口大に切る。万能ねぎは小口切りにする。Aは合わせる。
  2. 中火で熱したフライパンにごま油をひき、鳥もも肉をこんがりときつね色になるまで焼き取り出す。
  3. 2.のフライパンにAをいれ加熱する。
  4. 丼にごはんを盛り、鳥もも肉をのせたらAをかけ、温泉たまごをのせて万能ねぎ、七味唐辛子を散らす。

 

これは・・・今後も親子丼は完全に塩でもいいのではという美味しさです。ネギ塩ダレって妙に美味しいですよね。たっぷりのネギ塩ダレと卵を絡めた鳥もも肉が抜群に美味しいです!新たなる親子丼が開拓されました。

 

 

いつもの料理も醤油やソースに頼るのではなく、塩で味決めをすると素材の持つ旨みや野菜の甘みを発見できるのですね。今日はあっさりしたものが食べたいなというときにもぴったりです。

普段の味付けに飽きてきたらぜひ塩料理、作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)

1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属

料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。

2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。

著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン

Blog:河瀬璃菜 公式ブログ Powered by LINE

   http://foodcreativefactory.com/

Twitter:https://twitter.com/linasuke0508


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