「…綺麗な夜景ね」
「キミのほうが綺麗だよ」
「まぁ…」
なんて会話をカップルはしているんですかね、ちきしょうめ。
さて今回は、お台場にやって来ました。
実はわたくし、フジサンケイグループの小さなラジオ会社出身で、16年前の4月にお台場で社会人の第一歩を踏み出しました。(2004年頃の写真w)。
2004年まで勤務場所のニッポン放送がフジテレビ本社ビルの23Fと24Fにあったので、ここに毎日通っていたわけです。そんなこんなで今でもこのビルに先輩がたくさんいるのですが、今日は「お台場のギョーカイ人」がそっと教えてくれた、とっておきの穴場をご紹介いたしましょう。
お台場海浜公園の海の家「マリンハウス」
ここには「マリンハウス」という海の家的な施設があります。
ここの2Fに穴場のイタリアンがあると先輩から情報を入手。お、メニューが出てる。
カフェ&レストラン「タールムビアンコ」。
トントントン、と階段を上がっていくと、カワイイ入り口が見えてきました。
窓が大きく明るい店内。白と青を基調とした気取りのない内装です。
目の前が海!抜群の眺望
海側を見ればレインボーブリッジどーん!封鎖できません!
お台場で眺望の良いレストランは数あれど、目の前がビーチと海、というお店は数軒しかありません。覚えておいてくださいね。
リーズナブルな価格設定
お台場といえば観光地価格でおなじみなのですが、タールムビアンコはお財布に優しいお店。ランチはアミューズ・スープ・ドリンクが付いて950円!しかも税込!
夜のメニューも良心的。大学生カップルも安心してデートに使えます。
チャージ料もサービス料も一切なし!
ペット連れの来店もOKなので、海岸をお散歩した後に寄るのもいいですね。カフェとしての利用も大歓迎とのこと。
わんちゃん用メニューまであるよ!
店長自ら築地で仕入れ
お店のコンセプトは「シチリア海の港の近くのレストラン」ということで、素材にこだわり、店長自らバイクで築地に通っています。「今日はいいホタテの稚貝があったんですよ!」と、酒蒸しを出していただきました。
店長は元サーファー。海の近くでレストランを開くのが夢だったそうです。「海が見える店で、魚介が美味くなかったらガッカリしますよね。だから手は抜けないんです」
いやん!ぷりっぷり!
前菜からレベル高え…。白ワインを頼みたいのをグッとこらえて本日の主菜を紹介しなくては…。くうう。
本日頂くメニューはコチラ。お店の一番人気メニュー「渡りガニのトマトクリーム タリオリーニ」
ドリンクとサラダを付けて。絵になるねえ。
ハサミがワイルドに迫ってきます。かなりのボリュームなので、2人でシェアするといいですよ。
麺はモッチモチの生パスタ、タリオリーニ。平打ちでクリームソースとの相性抜群です。
渡りガニも丸ごと1匹。ソースにもたっぷりカニのエキスが入っています。
ここはお行儀悪く手でイッちゃいましょう!彼の前ではやっちゃダメだよ!
ずずずずずずず。濃厚なトマトソースと絡んで…。これはうまい……。
グリーンサラダも玉ねぎと醤油ベースのドレッシングが美味しい!もりもりもり。
パスタにぶっ込んでも美味しいよ。
ドリンクはノンアルコールのライムミントソーダ。
生ミントがさわやかすぎて、このあといつ接吻のチャンスがやってきても安心ですね。
「はい、あーん」とかしたらいいさ! 他には築地仕入れたてのカルパッチョなんかもオススメですよ。
食後のデザートは「夜の砂浜デート」
満腹で店を出ると、すっかり夜。もうひとつこのお店のいいところは、駅から少し離れているので(お台場海浜公園内)食事後にお散歩がもれなくついてくるところ。
なにせ目の前がビーチですから、ごくごく自然な流れで夜の砂浜デートに移行できます。まだ手を繋げてない初々しいカップルや告白前のデートにもいいですね。やっぱりお台場を知り尽くしたギョーカイ人はいい店知ってるわ。
屋形船が集まると、水面に揺れる明かりがまた格別に綺麗。「キミのほうが綺麗だよ」を口の中で何度も練習しておきましょうね。GOOD LUCK!!。
著者:たのっち(@tanocchi)
記者・ラジオディレクター。
ラジオ時代はグルメレポートの取材原稿を放送が終わると捨てていたので、これからはここに書き留めていきますね。
たのっちのぶろぐ:http://tano.blog.jp