こんにちは! ほそいあやです。
少しずつ春が近づいてきましたね。ジョッキでビールが恋しくなります。
今日は、ジョッキでぐびぐび飲めるクラフトビール屋さんの紹介です。
こんな店があったなんて知らなかったよ……。
登戸(川崎市多摩区)にある、醸造所兼ビアバー「ムーンライト」。
わたくし、登戸で降りたのははじめてです。
ちなみに、登戸を「のぶと」と読んだらその人は千葉県人です。うっかり千葉バレするので気をつけたいです。
そんな話はさておき、こちらブルームーンは小さいけど本格的な地ビールを毎日つくっていて、ビールを使った料理も出しているんですって。
毎日近隣の方々で賑わっているようです。
注文は、レジにいって注いでもらう、キャッシュオンデリバリースタイル。
飲み終わったグラスは、レジの横にある返却スペースに各自返すシステム。
こういうスタイルで価格をおさえているのかもしれませんね。良い!
左から、スピカ、多摩のせせらぎ、多摩の流れ。
スピカはホップがきいています。ごくごくと水のようにのめてしまう、のどの渇きを潤すのにピッタリのピルスナー。
多摩のせせらぎは、その色と裏腹に軽い飲み口で、ほのかに苦味があります。
多摩の流れは、後味がしっかり苦いラガー。
3つともアルコール度数はそんなに高くないように感じました。すいすい飲めて爽快!
さて、今飲んだ3つのビール、すべてMサイズ(ジョッキ)で、300円なのです。
クラフトビールが300円でジョッキで飲めるって素敵すぎて気絶しそうだし、飲みすぎて卒倒しそう。
なお、お気づきだと思いますが、ほとんどのビールの名前がここらへんの地名!
地元愛あふれまくり。
中間色〜濃色系です。
左から、桝形城、中野島、江戸前。
桝形城は、濃い焦げ茶ですが、色の割にすっきり。エレガントな気分になれる香りのビターで、イギリスのパブでよく飲まれているタイプだそうです。
中野島は濃い琥珀色。カスケイドの香りと甘みの豊富なモルトフレーバー、そして南武線の駅名です。
江戸前は、 めっちゃ黒い。HTMLの色コードでいうと#000000くらいでしょうか。今まで飲んだどの黒ビールより、いや、どの飲み物よりも黒かった。
そんな闇のような黒さに恐れおののきながら飲んでみると、あれ? なめらか〜。強烈なんだけど、良いバランス。江戸の玄関口だった川崎の、当時の呼び名にちなんで命名したそうです。
このお店に来れば、薄いのから濃いのまで全部飲めちゃいます。
飽きないぞ、飽きないから飲みすぎるぞ……きけんきけん
料理もビールを使ったものがあります。今回は食べなかったけどビール鍋もあるよ。
ピクルスは後味にほんのり苦味が漂います。レバーは結構ビールビールしてるけど違和感なし。ビール味の料理、いいですね。
ソーセージ盛り合わせを頼んだら、ビールと同じ配色。もしやこの黒いの、江戸前で煮たのかな?
店員さんにきくと、イカ墨とのこと(まあ食べたらわかるんですけど)。
舗装したての道路みたいだけど、めちゃうま。
自家製ミートソースのラザニア。こちらビールは入ってません。
冷たいビールと熱々のラザニアは鉄板の組み合わせですね。
ドゥンケルヴァイツェン。こんなに深い色合いのヴァイツェンははじめて飲みました。この赤みは高温発酵によるものだそうです。
今日飲んだ中で一番甘く、そのせいか8.4度というアルコールの高さも感じませんでした。芳醇な甘みが口に残るので、他のビールの合間にちびちび飲むと味覚が変わって面白かったです。
最後は、ホットビールにチャレンジ。真っ黒スタウト江戸前を加熱したものです。
ホットビールは、今日のメンバー4人ともはじめてでした。
熱っ!……熱い!
なかなか口に入らん。加熱されたアルコールが揮発して唇を襲ってくるのか。
ちょっと冷まして飲んだら、あらおいしい。シナモンシュガー入れたら、もうコーヒーの感覚で仕事の合間に飲みたいわこれ。スタバで売ってくれないかな。
黒ビールって黒砂糖のようにスイーツの味付けにもなるんですね。
さっきのホットビールもそうだけど、サトウキビとか黒糖が好きな人はハマると思いました。サーティーワンのラインナップに加えてほしい。
ブルームーンは、ビールの持ち帰りもできます。
持ち帰りに対応しているお店では、グラウラーと呼ばれる瓶を持参するのが一般的ですが、ここはペットボトルでOK(もちろんグラウラーでもOK)。
ビール好きにとことん優しいお店なのでありました。
以上、登戸「ブルームーン」でした。
このお店があるだけで「登戸に住んでもいいかな」と思ってしまうくらい良いお店だった!
紹介したお店
ムーンライト
TEL:044-930-1018
プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/