こんにちは!ライターの佐藤樹里と申します。
本日のテーマは、高級食材の代名詞的存在といっても過言ではない「ふかひれ」!
ぷるんっとした食感が美味しいあのふかひれです……!といっても筆者は数える程度しか食べたことがありません。
ふかひれといえば有名なのが「筑紫樓(つくしろう)」。銀座、恵比寿、丸の内にあるお店は格式高く、夜には5万円のコースなんていうのも……!もちろんもっとお手軽なコースもあるのですが、それでも普段から食べにいけるような金額ではありません。
しかし!この筑紫樓の八重洲店だけはかな~~~りお手頃なのです!!!
ふかひれがまさかの1,000円台から食べられるのです!
そんなん行くしかないですよね!?というわけで、期待に胸を膨らませながら行ってまいりました!
1,900円でこんなにふかひれを食べて良いのだろうか
お店の名前は正式には「頂上麺 筑紫樓ふかひれ麺専門店」。
セットメニューは「頂上麺セット(醤油味)」「蟹肉魚翅麺セット(塩味)」の2種類、ほかに単品の麺類やチャーハン、一品料理というメニュー構成です。
まずは看板にもなっている人気メニュー、頂上麺セットをいただきましょう!
じゃじゃん!ふかひれの煮込みつゆそば(ハーフサイズ)、海老のマヨネーズ和え、ごはん、杏仁豆腐までついて1,900円という破格のお値段……!
1,900円はたしかに贅沢かもしれません。しかし、これふかひれですよ……?それに昼だけでなく夜もこのお値段です。
黄金のスープが美しいふかひれの煮込みつゆそば……!
この濃厚なスープは白湯スープがベース。毎朝、鶏の骨と肉をじっくりと8時間以上煮込んだ、自慢の醤油ベースのスープなのだそうです。
とろとろのスープから麺を持ち上げてみると、スープが絡む絡む!
写真では見えにくいですが、ふかひれがめちゃくちゃ入っています。麺をすするとふかひれもちゅるんと口の中へ……!めちゃくちゃ美味しい!
オススメの食べ方は、半分くらいまで堪能したら黒酢を2~3適入れる食べ方とのこと!
おお!本当だ!!酢を入れるとむやみやたらに酸っぱくなってしまいがちですが、コクのある黒酢を入れることで、より一層白湯スープの旨味が増したように感じました。
そしてこれはぜひやってほしいのですが……麺がなくなったところでライスを投入~~~!
よく混ぜて……
んんん!うんまい!旨味がたっぷり詰まったスープをまとったご飯……これ以上のごちそうってあるんでしょうか。たまんないです。
海老マヨも単品で頼みたいくらい美味い
セットの海老マヨです。ふかひれ麺の箸休めに一口……と思ったら、とてもそんなレベルのもんじゃない!
衣はサックサクの、海老はプリップリ、そしてこのソースがめっちゃくちゃクセになる味で最高に美味しい!
セットの海老マヨだったので完全に油断していました。この海老マヨを目当てにお店に来たくなるレベルの美味しさです。メインになっても全然おかしくない。
このソース、ただのマヨネーズではなく、筑紫樓特製のこだわりのマヨネーズソースだとか。甘みの中にコクがぎゅっと詰まっていて、かなりクセになる味です。
デザートには杏仁豆腐までついてきます。
ふかひれ麺を頼んだらデザートまで食べられて最高……。しかも、こういうセットの杏仁豆腐って小さいサイズのものが多くないですか?でもこの杏仁豆腐は直径10cmくらいの深皿にがっつりと入っています。
一口食べてみると……と、とろけたーーーー!!!
ぶわっと口に広がる杏仁の香り!ぎゅっと濃縮されているんだけど、後味はさっぱり。こってりしがちな中華料理の後に食べるデザートとして、これ以上にふさわしいものがあるだろうか。
結構ボリュームがあってお腹いっぱいになるのに、ついついおかわりしたくなります。
ここまできたら、ふかひれ姿煮も食べてみたい
ふかひれといえば、憧れるのが姿煮です。
こちらのお店には、先ほどの煮込みつゆそばの姿煮バージョンもあるのです……!贅沢ながらも注文してみました!
どーん!きたーーー!ほ、本当にふかひれがまるっと入ってるーーー!!!
「ふかひれの姿煮込みつゆそば」(3,200円) です。お高いふかひれがどーんと鎮座していて、3,200円です。これは筑紫樓にしか実現できないお値段なのでしょうね……!
先ほどのセットはハーフでしたが(それでも十分大きかった)、これは器からしてめちゃくちゃ大きい。直径20cmくらいのアッツアツな器でぐっつぐつに煮込まれて登場です。
ここで、ふかひれとご対面……!
ひゃぁ~~~~~~!大きい!!ぷるんとしすぎて箸で掴みにくい!笑
この輝き……美味しそうすぎませんか……!
ふかひれ独特の、ぷりっとしつつもシャキッとした感じ。これはきっと姿煮ならではの食感……!ほのかに感じる甘みもあります。幸せです……。
ふかひれの風味、味を姿煮のほうがより濃く、強く感じます。贅沢な味でした!
ふかひれ&カニたっぷりのあんかけチャーハンがズルい
メニューに「ふかひれと蟹肉のあん掛けチャーハン」(1,800円)なる文字を発見してしまいました。チャーハン好きの筆者としては見逃せません。というわけで追加注文。
チャーハン愛が強すぎるあまり、調理しているところにもお邪魔させてもらっちゃいました。すみませんが、しばしお付き合いください。
まずは熱した油に卵をいれ、そしてすぐご飯を投入です。
宮岡料理長の華麗で素早い鍋振りに、ご飯と卵がパラパラっと舞っています。あぁ、この鍋振りの音、香ばしい卵とご飯の香り……!
次に、アッツアツの陶板にチャーハンを盛り付けます。
厨房での作業はここまで。ふかひれと蟹肉のあんは、テーブルでかけてもらえます。
あんがとろ~っと米の一粒一粒に絡まっていきます。名シーンすぎる。
アッツアツのお皿のおかげで、グツグツと湯気があがり、めちゃくちゃ美味しそうな香りが辺りを包みます。こんなチャーハン……ある?
一時は湯気で前が見えなくなるほどの勢いになります。
直径30cmくらいありそうな特大さ!
スマホと比べてもかなり大きいのがわかります。
かなり遠回りしてしまいましたが、さっそくいただきましょう!!
これはきっとヤケド必至なやつですね、でも待ちきれない。
え、めちゃくちゃ美味しい……!まろやかで優しい味わいです。
あんかけの中にカニとふかひれの食感があり、続いてお米がとろんと現れる。ふかひれだけでなくカニまで食べられるとか何なんだ……!
食べ進めていくとおこげができて、それもまたあんかけに合うのです。麺も美味しかったけど、このチャーハンも相当やばいです。 最高かよ……!
頂上麺はどこにあるの?
高級なふかひれをお手軽に食べられる「頂上麺 筑紫樓ふかひれ麺専門店」ですが、東京駅のキッチンストリート内にあります。東京駅八重洲北口を出て徒歩30秒くらい。アクセスも最強。
入口にドドンと飾ってある巨大フカヒレが目印。これ、レプリカだと思っていたら本物だそうです!
ノルウェーで水揚げされた、体長14mもある「ウバザメ」の背びれだそう。でかい。とにかくでかい。
カウンターもたくさん席があって、一人でもふらっと入りやすいです。
テーブル席もばっちりあるのでグループで来ても◎
銀座店や恵比寿店、丸の内店で高級感たっぷりのふかひれコースを堪能するのも良いですが、八重洲のお店はカジュアルに、気が向いたときにふかひれを食べられるのが魅力的ですね。
東京駅を訪れた際にはぜひ思い出してみてください!
紹介したお店
営業時間:11:00~23:00(L.O. 22:00)
著者プロフィール
佐藤樹里
水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務。その後フィリピン・カナダへ約1年渡航。現地のブランチレストランでカナダ人のシェフと共に働く。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房にてWワークを経て独立。現在はスポーツイベント開催、アスリートへの栄養講座、栄養個別サポート、低糖質で高タンパク質の“食べるプロテイン”レシピ作成などを行う。
アスリートの明日とDREAM(夢)を叶える!アスドリファクトリー代表。
[オフィシャルブログ] http://asudorifactory.com
[twitter] http://twitter.com/jurijapan1
(企画・編集 河瀬璃菜)