こんにちは。非常勤ライターのひにしあい(@sunwest1)です。
今日は美術館併設のレストランを紹介するんですが、先に言っておくとココ!絶対早めに押さえておくのおすすめします!
2019年3月にリニューアルオープンしたんですが、ここのレストランが「本当に美術館併設?」ってレベルで楽しめるんですよ。
特に「子どもを考えた設計」がすさまじくって、小さな子供をもつ友人たちの「これは…絶対に…リピートする!!!!」って言葉が絶えないんです。
ということで、何がそんなにやばいのか実際に行ってきました。
東京都現代美術館、到着。
入り口から、それはもうとてもおしゃれ。
エントランスも開・放・感!
入り口からずんずん進むと、あった!
目指すレストラン「100本のスプーン」は地下にある模様。
ちなみに別のルートで外から行くと、またこれがおしゃれ。
「ここ、本当にJAPANかよ〜」ってなる雰囲気。
「100本のスプーン」は二子玉川とあざみ野にあり、3店鋪になるのがここ。
「二子玉川のお店はとんでもなく混んでて並ぶよ!」との噂を聞いてたため、急いで行くよ!
それでは、いざ!レストラン「100本のスプーン」へ!
メニューがまさかの「塗り絵」
「メニューで、遊べる」。
まさかの着眼点でしょ、これ。
大人だけで行った私たちの席には運ばれて来ませんでしたが、
お子さんがいるテーブルには色鉛筆が!このテーブル以外にも、一心不乱に色を塗っている子供達がたくさん!
メニューが塗れる…当然初めて見た。斬新極まりないぞ。
こども参加型アートがなんかすごい
ドリンクメニューの裏にあったのが、これ…。
「彫刻の『ぴかぴか』を取り戻せ」と書いてある。
読んでみるとシールが100円で売られているようです。
これは、一体…………?
と思ったら、お店の奥まで行って謎が解けました。
これです、これ。
子供たちが黒いオブジェに「きらきらシール」を貼りまくってる!
レストラン内に積極的に動き回って、じっとしていられない子供が遊べる空間があるってナイスすぎる。
しかも、シール貼るのお子さん、大好きですよね。
いやーこれは考えられている!
「自分自身」がアートに!?「絵になる席」
コの字型のBOX席なのですが、ここに座ると壁にかかっている額縁に自分たちが映るようになっています。
※写真を撮っている筆者が映り込んでいるの、見えますか?
席に座るだけで、アートの一部になれちゃう。こんな席が他にもいくつかあります。
なにこれ、完全におしゃれすぎるでしょ!
旬の離乳食、まさかのタダでご提供
赤ちゃんの月齢に合わせた旬の離乳食がまさかの無料で提供してもらえるらしい…まじでびっくりしたんですけど。
公式サイトによると、毎朝シェフが丁寧にとった出汁が使われているとのこと。子持ちの友人たちが絶賛する理由、ここにもありそう…。
子どものコース、大人のコースもしっかり!
この日はオープンしたばかりだったので、数日間だけのスペシャルコースのメニュー。
お店の方に聞いたところ、
「平日はコースメニュー、休日はアラカルトメニューなど色々とこれから試行錯誤していく」と教えてくれた。
参考までにこの日のメニューはこちら。
コドモ用のコースもある!
オトナのコースもワクワクするラインナップなのでさっそく注文。
「オトナのコース」はこんな感じ!
前菜「トリュフが香る冷製ラタトゥユと半熟卵のサラダ」
かかってたチーズとの相性もバッチリで光の速さで完食。
前菜は2種類から選べたので、もう片方のも食べたかったあ…!
メインは3種類からチョイス可能。
鶏もも肉のコンフィはホロッホロッと崩れて、肉汁がジュワーとなるのが最高。
付け合わせの野菜もうまい。
(ほろっほろ…)
友人が食べていた、+300円で選べる数量限定のビーフシチューもたまらない。
コース内のプリンも美味しいし…
映え、ハンパない。
いちごのアイスにクリーム、食感カリカリの中にある生いちご。美味しくないわけがない。
プラス料金で変更できるデザートは他に「クレームブリュレ」と「ティラミス」が。
完全に美術館のレストランのレベル超えてる!
ひろびろ空間で待ち合いスペースもすてき
空間に余裕があるから、ベビーカーのご家族も取り回しがしやすそう…!
正午をすぎると混み始める待ち合いスペースだけど…
子どもが遊べる積み木が!
しかも、なんか普通じゃないおしゃれさ!
子どもさんたち、夢中で取り組んでたし、くすぐる何かがありそう…。
"2階のサンドイッチ"も、食べたいもの多すぎる!
地下から2階に上がると軽食やコーヒーが頂ける"2階のサンドイッチ"というお店が…!
「100本のスプーン」はレストラン、「2階のサンドイッチ」はカフェって感じ。
サンド系が充実していて全部気になる…。
ボリュームもしっかりありそうだから、軽めのお昼とかにはこっちのお店だな。
度肝を抜かれる「小倉クロワッサン」。
でかい、とにかくでかい。
美術館で展示見るのって意外と体力使うから、糖分補給にバッチリだ。
美術館内はすべてがアートな感じ!
らせん階段もアートの一部みたいだし…
やたら高い壁も、おしゃれ感がすごい。
これ、背景にするだけで、なんでも”それっぽい写真”になりそう…。
ベンチまでもアート。お休みの日でもゆったりと楽しめるし、このスペースでお弁当を広げている人も!自由だわあ。
美術館初心者こそ来るべき
正直、この日はご飯を食べて、館内をうろうろして展示を見ずに帰って来たけどものすごい充実感を得られた。
「いい休日を過ごしたぞ。」感がすごい。
アート鑑賞って敷居が高くなりがちだけど、現代美術館はフラーっと行ける気軽さがハンパない。レストランで見た"子連れファミリーへの配慮"もむっちゃ秀逸なので、ぜひ来て見て体感してみてほしい。
著者プロフィール
ひにしあい
本業はSEOの非常勤ライター。好きな本は路線図、好きな音楽はヴィジュアル系。特技はカラオケ芸。日本酒とワインとビールと美味しいつまみが全ての活力源。
個人サイト:http://hinishi.com
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