こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。
関東も梅雨入りし、ジメっと暑い季節がやってきましたね……。そんなときには、さっぱりした「生姜」が美味しいです!
今回は大量の生姜を使って「食べる生姜」を作り、いろいろなアレンジレシピを紹介します。そのままでも美味しくいただけて、とにかく万能なんです!
作り方も特に難しいことはありません。切ったら材料全部入れて煮詰めるだけ!
生姜のさわやかな辛さで、不快な暑さを吹き飛ばしちゃいましょう!
旨味たっぷりの「食べる生姜」
材料(作りやすい量)
- 生姜・・・・150g
- 干し椎茸(乾燥した状態)・・・・10g
- 鰹節・・・・5g
- さきいか・・・30g
- 白いりごま・・・適量
- ごま油・・・・適量 【A】
- 干し椎茸の戻し汁・・・300cc
- 醤油・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ5
- 酒・・・大さじ3
作り方
1. 生姜は千切りにする。干し椎茸は一晩水につけて戻し、細切りにする。
2. ごま油、白いりごま以外の材料を全て小鍋に入れ、水分が飛ぶまで煮詰めたら、ごま油を回しかけ、白いりごまをふる。
様々な旨味がたっぷりと染み込んだ生姜、美味しくないわけがない!
もちろんご飯にそのままのせても美味しいですし、炒飯やお茶漬けの具材にもピッタリですよ!
買うとどうしても余りがちな生姜の大量消費にもいいですね。
「食べる生姜」の豆腐丼
材料(1人分)
- ご飯・・・1膳
- 青ネギ・・・適量
- 食べる生姜・・・たっぷり
- めんつゆ(2倍希釈)・・・・大さじ1
- 絹ごし豆腐・・・・150g
作り方
- 青ネギは小口切りにする。
- 絹ごし豆腐はキッチンペーパーに包み、600wの電子レンジで1~2分加熱し、しっかりと水気を切る。
- ご飯の上に、崩した豆腐、食べる生姜、青ネギをのせ、めんつゆを回しかける。
食べる生姜と豆腐をご飯の上にのせるだけのシンプルな一品!これが美味しいんです。これから暑い日が続きますが、食欲のないときでも、さらっと食べられますよ。
「食べる生姜」とツナの混ぜそうめん
材料(1人分)
- そうめん・・・1束
- 大葉・・・適量
- ツナ缶・・・1缶
- めんつゆ(2倍希釈)・・・大さじ1
- トマト・・・1/4個
- 食べる生姜・・・たっぷり
作り方
- 大葉は千切りにする。トマトは角切りにする。ツナ缶は油をきる。
- そうめんは袋記載通りに茹でたら、氷水でしめて、水気を切る。
- 器に、そうめんを盛り付け、大葉、ツナ、トマト、食べる生姜をのせたら、めんつゆを回しかける。
こちらも暑い時期にぴったりなレシピ!いつものそうめんも、食べる生姜をのせれば、ヤミツキそうめんに大変身!よーく混ぜて召し上がれ!
レンジで完成!「食べる生姜」たっぷりの蒸ししゃぶ野菜巻き
材料(1人分)
- 豚ロース薄切り肉・・・200g
- 豆苗・・・適量
- もやし・・・適量
- 食べる生姜・・・たっぷり
- 塩コショウ・・・少々
- 酒・・・少々
作り方
- 豚ロース薄切り肉は塩コショウで下味をつける。豆苗は根を切り、もやしと同じくらいの長さに切りそろえる。
- 豚ロース薄切り肉に、もやしと豆苗を巻いたら、耐熱皿に並べ、600wの電子レンジで3~4分加熱する。
- 2. に食べる生姜をたっぷりとかける。
普段は、ポン酢やゴマだれをかけがちな蒸ししゃぶも、食べる生姜をたっぷりかけると、満足度がグッと上がります!巻くのが面倒な方は、巻かずに重ねてレンジにかけてもOKです!
暑い季節にぴったりの食べる生姜。今回紹介したアレンジ以外にもいろいろ試してみてくださいね!ジメジメした梅雨を生姜パワーで乗り切りましょう~!
著者プロフィール
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。
レシピ開発、商品開発、レシピ動画制作、企画執筆、編集、イベントメディア出演、料理教室など食に纏わる様々なお仕事をしています。
時短、ズボラ、ねと飯系が得意。料理ができない人でも作ってみたくなるアイデアレシピを提案します。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」 など
Blog: http://lineblog.me/linakawase/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508