「みんなのごはん」読者のみなさん、はじめまして! 私は、札幌市生まれの生粋の札幌民ライターの成田ケン(マーヴェリック)です。
現在、北海道の観光地のグルメの企画立案・アドバイスを行う観光特産士としての活動をしています。また、観光雑誌などでグルメスポットを多数取材してきた経験を活かして、今後札幌をはじめ、北海道の美味しいお店を色々とセレクトしたいと思います。お楽しみに!
さて、地方出張や観光旅行などでは、その土地で食べるグルメが一番の楽しみ、という方は多いと思います。そんな皆さんに、今スープカレーを超える人気と言われる札幌の“ルー系”カレーの美味しい店を厳選。ライター推薦の5店舗をここで紹介したいと思います!
- 1. 牛すじ肉が醸し出す極上の旨みルー!「コクドウカレー」
- 2. 札幌ルーカレー界のアイデアメニュー王!「ミスターカレー」
- 3. トマトベースの朱色ルーが、なまらウマい!「札幌朱咖喱喫茶 ついDEにあそこ」
- 4. 幻の玉ねぎ「札幌黄」をたっぷり使用した秘伝ルー!「温故知新ブルックスカレー食堂」
- 5. あふれるスパイス感が売り!刺激的な味がクセになる「スパイスモンスター」
1. 牛すじ肉が醸し出す極上の旨みルー!「コクドウカレー」
2008年に創業した「コクドウカレー」は、その名の通り、国道36号線沿いにあります。
こちらのルーのこだわりポイントはずばり、じっくり煮込んだ牛すじ肉!
そこに、北海道産の甘い玉ねぎやスパイスが絡まり、コクと風味溢れる絶妙なルーになりました。
北海道産素材にもこだわっていて、お米は全て北海道産米、野菜も可能な限り地元のものを使うとのこと。北の大地の旨みがたっぷりです。
実食済み!ライターオススメのメニューはこの3つ!
【辛口】チキンと野菜の黒カレー(850円)
スパイシーな香りと刺激が食べた瞬間ガツンときてクセになる辛口黒カレー!チキンは柔らかく香ばしくて美味。野菜の旨みも充分活きています。
チーズチキンカツカレー(780円)
創業当初から毎日手仕込みのチキンカツとチーズたっぷりのカレー!不動の一番人気なのも頷ける旨さです。サックサクのチキンカツ、そこに、とろっとろのチーズが絡まり絶妙なコラボを引き出しています。
たっぷり野菜カレー(680円)
地元産野菜がたっぷり入ったコクのある旨みカレー! レンコン・人参・ブロッコリー・たまねぎ・なす・じゃがいも・・・北海道産の野菜は見ているだけでも美味しそう! もちろん食べても極上で、舌が喜びます。
コクドウカレー
TEL:011-301-0036
住所:北海道札幌市清田区清田2条3丁目1−5
営業時間:11:30~24:00(L.O 23:30)
URL:https://r.gnavi.co.jp/j9gak0dt0000/
2. 札幌ルーカレー界のアイデアメニュー王!「ミスターカレー」
このお店は何と言ってもカレーメニューの種類が豊富で、どれにしようかといつも迷うほど。そのアイデア力にはビックリすること請け合い。中でもイチオシな食べ方は、トッピングのジューシーなザンギやサックサクのとんかつを、ルーカレーと一緒にいただくパターン!
実食済み!ライターオススメのメニューはこの3つ!
名物!ザンギカレー(750円)
人気No.1!“ザンギ”が4個も! 特製秘伝タレに1日漬け込んだザンギは、中はジューシーで大きくてボリューム満点。北海道のからあげと言えばザンギ。カレーでもこれを食さなければ勿体ない!ここでしか味わえない激ウマのメニューです。
札幌カレーグラタン麺(790円)
なんと、カレー+ラーメン+グラタンを一つにした最強おすすめの一品!見た目はグラタンですが、お米ではなく極太のラーメン。そこにグラタンベースのカレールーが入っており、それが極太麺に絡みつき相性抜群の旨さ。ちょっと変り種で躊躇するかもですが、一度は食べてみて損はない逸品です。
チーズオムカレー(790円)
卵の黄色とソースの白が可愛い、女性に人気のオムライスとカレーが一つになったメニュー。ふわふわの卵の上にチーズソースをかけているので、チーズ好きも大満足。ボリュームも意外とあり、腹ペコ男性でも満足必至です!
ミスターカレー
TEL:011-668-0057
住所:北海道札幌市西区宮の沢1条5-1-8
営業時間:11:00~22:00(21:40ラストオーダー)
3. トマトベースの朱色ルーが、なまらウマい!「札幌朱咖喱喫茶 ついDEにあそこ」
地元で活躍するお笑い芸人・盛合でぃすけさんが営む異色のカレー店がこちら。
しかし侮るなかれ、そのルーの旨さは保証します! “朱”と名のつく通り、ルーの色は赤みがかったオレンジ色をしています。その理由は「トマト」。リコピンたっぷりなイタリア産トマトの赤み、なんです。あめ色玉ねぎの甘みで生まれたスパイスたっぷりなのに辛くないのが特徴。
油は極限まで抑え、豆乳も使用していてヘルシーです!
実食済み!ライターオススメのメニューはこの3つ!
茄子と牛スジの朱(1,090円)
関西風に煮込んだ牛スジはトロトロでコリコリ感もあり絶品。大丸デパートの物産展にも出店するほどの人気の一品なんです! 茄子をはじめとする野菜たちとの相性も抜群で、一度食べたら”ハマる”一品です。
自家製キャベツメンチ(1,040円)
バジルの隠し味が利いた150グラムのビッグな揚げ立てメンチがどーんと乗っています! こちらはトッピング人気No.1で、朱カリーとの相性は抜群! このボリューム感から食べきれないかも・・・と思いますが、サクサクで食べやすく、意外とペロッとイケます!
ふわとろオム朱(あか)カリー(990円)
朱カリーにヘルシーな“豆乳”を使ったふわとろオムレツを乗せた、優しい美味しさ。トッピングにチーズを乗せる人も続出中なので、是非チーズも一緒にどうぞ。相性ピッタリですよ!
札幌朱咖喱喫茶 ついDEにあそこ
TEL:011-824-3371
住所:北海道札幌市南区澄川5条4丁目3-8 澄川 トーシン ビル
営業時間:火木金11:15〜22:00(土日月11:15〜20:30)
URL:https://r.gnavi.co.jp/53tmwz2x0000/
4. 幻の玉ねぎ「札幌黄」をたっぷり使用した秘伝ルー!「温故知新ブルックスカレー食堂」
ルーのメインで使われている「札幌黄」は1ヶ月以上寝かし、肉やスパイスと併せてしっかり熟成。約2日間煮込み、さらに1日寝かせて完成したルーはまさに絶品。
一皿に札幌黄が約1個分も入っています。さらに、北海道産親鶏が約1/6羽、そして香味野菜と数十種類の熟成スパイスが旨みに彩りを添えています。
実食済み! ライターオススメのメニューはこの3つ!
まるごと札幌黄と柔らかビーフのビーフカレー(1,274円)
自家製のこだわり抜いたデミグラスソースと大人のスパイスで仕上げた渾身のビーフカレーがこちら!フルーティーで甘さもある札幌黄と、じっくり煮込んだほろほろの牛肉が程よく絡み合い、絶品の味わいです。
「黄金ブレンドハンバーグカレー」(1,274円)
創業当時から変わらず大人気という、自家製”黄金比”で仕上げた秘伝のハンバーグがなまら旨い!カレーと絡めて食べても良し、そのまま食べても良しのオススメ逸品です。
彩り野菜と舞茸のカレー(961円)
たっぷりの野菜たちと、香り高いぷりっぷり舞茸がフレッシュさ満点。ヘルシー感も高めな、体にとっても優しいカレーです!
温故知新ブルックスカレー食堂
TEL:011-722-2270
住所:北海道札幌市東区北12条東8丁目1-6
営業時間:11:00 ~ 21:00(LO.30分前)
URL:https://r.gnavi.co.jp/bf6nuzww0000/
5. あふれるスパイス感が売り!刺激的な味がクセになる「スパイスモンスター」
創業2016年と、札幌ルーカレーの中では新店です。基本マイルドな味のルーカレー店が多いなかで、ふんだんにスパイスを使った、一度食べるとスパイスの刺激がクセになる、いわばスパイシールーカレー専門店です。多彩なトッピングでオリジナルカレーを存分に楽しめるところも魅力!
実食済み! ライターオススメのメニューはこの3つ!
たっぷり野菜カレー(680円)
カボチャやアスパラなど北海道らしい新鮮美味野菜がたっぷり入っています。そこにスパイスたっぷりのカレーが絶妙にマッチしていてたまりません!
Wカツカレー(880円)
カツが何と2列2枚という、驚きのボリューム満点度が嬉しい。お腹はもちろん大満足の「ガッツリ」系カレーの王道です!
チーズカツカレー(780円)
とろけるような、まろやかチーズがカレールーの上にたっぷりと乗っています。そして更にサクサク風味のカツ! 「とろサク感」が見事な相性抜群のカレーとなっています!
スパイスモンスター
TEL:011-839-1868
住所:北海道札幌市手稲区富丘2条7-1-1
営業時間:11:00~21:00
URL:https://r.gnavi.co.jp/psh5upt90000/
いかがでしたでしょうか? 札幌で今人気急上昇中のルー系カレー、行ってみたいと思うお店はありましたか?
カレー大好きのライターが全て実食しましたが、どのお店のカレーも何度でも食べたくなる絶品ぞろいでした。
是非、お時間の許す限り、全てのお店を楽しんでみてほしいと思います。
ぜひ札幌に来た際のルー系カレー店選びの参考にしてくれたら嬉しいです!
- 1. 牛すじ肉が醸し出す極上の旨みルー!「コクドウカレー」
- 2. 札幌ルーカレー界のアイデアメニュー王!「ミスターカレー」
- 3. トマトベースの朱色ルーが、なまらウマい!「札幌朱咖喱喫茶 ついDEにあそこ」
- 4. 幻の玉ねぎ「札幌黄」をたっぷり使用した秘伝ルー!「温故知新ブルックスカレー食堂」
- 5. あふれるスパイス感が売り!刺激的な味がクセになる「スパイスモンスター」
著者プロフィール
成田ケン(マーヴェリック)
アラフィフ世代のカメライター。出版編集プロダクション法人経営者でもあり、関わった書籍は30冊、雑誌/新聞は60誌を超える。アート写真家としても活動中で、フランスのギャラリーと専属アーティスト契約もしている。長年東京のメディア業界で活動していたが、5年前に故郷である北海道・札幌に戻り、観光雑誌などの取材で全道を飛び歩く日々。北海道の市町村グルメの魅力再発見に取り組む「観光特産士」の顔も持つ。